オンタイム 2008年4月28日
ここ数日ニュースを賑わせている日電の会長の発言、俺にしてみれば「ごもっとも」だ。実際俺が辞めるのだって最大の理由がそれだからだ。
で、今日の朝礼でこの事をトップが言い出し、曰く「会社としての一体感に欠けるが故のまとまりの無さが原因で、ベクトルが合っていて充実していれば、休みを求める事など無い」そうだ。
経営者・自営業者というのは生活と仕事が同じというか密接だが、いわゆる勤め人は一歩会社を出れば、家庭や自分の生活、ライフスタイルや様々なしがらみがある。
何をおいても仕事、と言う考えは間違い、そう思う。
仕事をしなければ生活が成り立たないが、私生活を疎かにしてきちっと仕事が出来る筈も無い。人それぞれプライベートに割く時間はまちまちだが、会社での縛りがきつ過ぎればプライベートに支障が出るのは自明。
ましてや今の時代、贅沢にも「生きているのが当たり前」で、「生きがいや趣味を探してどうの~」といった事が普通な時代だ。
休日はおいておいても、拘束時間の長さや、残業手当が無い事等・・・、労基には黙っていないといけない事ばかりで、休日の少なさをいわれた位であれこれ言うのはとんでもない考え違いだ。
「正道」を唱えているが、まったく自分勝手な自分のための「正道」で、少なくとも日本国内で会社を営む以上日本の法律に沿った経営が必要なはずだ。
そりゃぁ中小なんて多かれ少なかれ「違反」はしているし、雇用を考えて役所も黙認している事が多い、だが、物事限度ってものがある。
根本が外れているくせに精神論ばかりで自らを正当化する、某真理教と50歩100歩だ。ましてや「正道」を唱えているから鼻につく。
とにかく異様なまでに高い離職率が全てを物語っている・・・。
既に休日の少なさ、お盆が無いとか、そういった事から引き始めているT山さんも「何か」を社長に言ったようだが、俺の「辞意」に便乗すればT山さんは休みが増えるかも。全然?使ってもらって良いしね、ただ、雇用されてる立場だって、「休みたきゃ辞めろ」ってのは一理どころじゃない、正しい論理だ。