しんさんときぼう 2007年2月11日
決して金持ちではない。
だが、諸所の事情により今金には困っていない。もちろん、自分が貧乏性で金の使い方を知らぬが故の顛末と言えばそうだが、この恵まれた状態の中で考える事は、今どうしても欲しい金で買えないものへの処方だ。
神算と鬼謀
紙一重と言われる、左脳では到底及ばぬ思考・世界観が最低限か。
史記で言う呂尚、秦末から前漢の張良・陳平、後漢から三国時代の周瑜・司馬懿 ・諸葛亮 、明の劉基 、日本で言うと毛利元就、豊臣秀吉の軍師を務めた竹中半兵衛・黒田官兵衛・・・。
物が動けば利(金)が動く、人が動けば利が動く、心が動けばやはり利が動く。
人心のみを動かすのが一番効率が良い。
水が高いところから低いところへ流れるが如く・・・孫子・呉子なんて幼稚園児の読み物、持ち出すまでも無いね。
以前はそんな謀的な感じが好き(?)だった、結果、数字・評価となって現れれば嬉しくも有った。でも・・・
人間、金のためにどこまで汚れられるのか?割り切れるのか?
<s> </s>今はそう思う。
「豹は死して皮を留め人は死して名を留む」と中国故事、言うところの「虎は死して皮を残し人は死して名を残す」か、金・名声・・・そんなに大事?
大人しくない、物心付き始めた頃の子供の思考だろう。
金も名声も残らなくていい、でも、もし残すとすれば心を残そう。
俺は俺でしかない。